ストーカー、嫌がらせ、詐欺、横領、器物損壊など、刑事事件に発展する可能性があるトラブルでは、早い段階で事実関係と証拠を整理することが重要です。
この記事では、探偵が刑事事件に関して対応できる調査内容、警察との違い、証拠収集の考え方について、生駒市の探偵兼行政書士の視点から解説します。
この記事でわかること
- 探偵が刑事事件に関して行える調査の範囲
- 警察と探偵の役割の違い
- ストーカー、嫌がらせ、詐欺、横領などで必要になる証拠
- 刑事事件で重要となる写真・動画・録音・SNS記録の整理方法
- 警察へ相談する前に準備しておきたい資料
探偵は警察のように逮捕や強制捜査を行うことはできません。
しかし、民間調査として、被害状況の確認、行動確認、証拠収集、調査報告書の作成などを通じて、警察相談や被害届、告訴準備に役立つ資料を整理することができます。
探偵は刑事事件の調査を行えるのか
「探偵に刑事事件の調査を依頼できるのか」というご相談は少なくありません。
結論からいえば、探偵は刑事事件そのものを捜査する機関ではありませんが、刑事事件に関連する事実確認や証拠収集のための調査を行うことは可能です。
たとえば、ストーカー被害を受けている、嫌がらせの犯人を特定したい、詐欺被害の経緯を整理したい、勤務先で横領や着服の疑いがあるなどの場面では、警察に相談する前段階として、客観的な資料を集めておくことが有効な場合があります。
ただし、探偵ができる調査は、探偵業法その他の法令に適合した範囲に限られます。
違法な盗聴、住居侵入、脅迫的な聞き込み、無断での個人情報取得、弁護士法に抵触する示談交渉の代理などは行うことができません。
探偵と警察の違い
警察は、犯罪の捜査、被疑者の逮捕、証拠品の押収、取調べなどを行う公的機関です。
一方、探偵は民間事業者であり、依頼者からの依頼に基づいて、尾行、張り込み、聞き込み、情報収集、写真・動画撮影などの調査を行います。
そのため、探偵は「犯人を逮捕する」「強制的に事情を聞く」「相手の自宅へ立ち入る」といったことはできません。
しかし、被害状況を時系列で整理し、客観的な資料として残すことにより、警察相談や弁護士相談、行政書士による書面作成の基礎資料として活用できる場合があります。
| 項目 | 探偵 | 警察 |
|---|---|---|
| 調査目的 | 依頼者の相談内容に基づく事実確認・証拠収集 | 犯罪捜査・公共の安全維持 |
| 調査権限 | 民間調査の範囲に限られる | 法令に基づき強制捜査が可能な場合がある |
| 証拠収集 | 写真、動画、行動記録、聞き込み結果などを整理 | 捜査資料、供述調書、押収物などを収集 |
| 聞き込み | 任意の範囲で実施 | 捜査として事情聴取を行う |
| 尾行・張り込み | 探偵業法に基づき実施 | 捜査活動として実施 |
| 告訴支援 | 資料整理や事実経過の整理を支援 | 告訴の受理・捜査を担当 |
探偵ができること
探偵が刑事事件に関連して対応できる代表的な業務としては、次のようなものがあります。
- 対象者の行動確認
- 被害状況の記録化
- 張り込み・尾行による証拠収集
- 写真・動画の撮影
- SNSや公開情報の確認
- 関係者への任意の聞き込み
- 調査報告書の作成
- 警察相談前の資料整理
探偵ができないこと
一方で、探偵にはできないことも明確に存在します。
刑事事件に関する相談では、依頼者の不安が大きくなりやすいため、「何でもできる」と誤解しないことが重要です。
- 逮捕、取調べ、強制捜査
- 住居や建物への無断侵入
- 盗聴器の違法設置
- 相手への脅迫的な接触
- 違法な個人情報取得
- 弁護士でなければできない交渉代理
- 告訴代理人としての活動
刑事事件で探偵が活躍する場面
刑事事件では、警察に相談しても、すぐに捜査が開始されるとは限りません。
特に、被害の内容が継続的な嫌がらせ、つきまとい、近隣トラブル、職場内の金銭問題、SNS上の誹謗中傷などの場合、まずは証拠の有無や被害状況の具体性が重要になります。
探偵は、現場での確認、行動記録、撮影、時系列整理などを通じて、被害を客観的に説明できる資料を作成します。
これにより、警察、弁護士、行政書士、その他の専門機関へ相談する際に、事情を伝えやすくなります。
刑事事件に関する証拠収集でお悩みの方へ
生駒法務探偵事務所では、探偵業と行政書士業務を組み合わせ、証拠収集、被害状況の整理、内容証明、誓約書、示談書、告訴準備資料の整理をサポートしています。
※緊急性が高い場合や身の危険がある場合は、まず警察へご相談ください。
探偵に依頼される主な刑事事件
探偵への相談は、すでに刑事事件として警察が動いているケースだけではありません。
むしろ、「刑事事件になるかもしれない」「警察へ相談したいが証拠が足りない」「相手の行為を客観的に記録したい」という段階での相談が多くあります。
ストーカー被害
ストーカー被害では、つきまとい、待ち伏せ、無言電話、SNSでの執拗な連絡、自宅や勤務先付近への出没などが問題になります。
被害者本人だけで証拠を集めようとすると危険を伴うことがあるため、第三者による調査が有効な場合があります。
- どのようなケースか:元交際相手、知人、近隣住民などによる継続的なつきまとい
- 探偵ができる調査:対象者の出没状況確認、張り込み、被害状況の記録
- 証拠として有効な資料:写真、動画、日時付き記録、LINEやSNSの履歴
つきまとい行為
つきまとい行為は、恋愛感情に基づくストーカーだけでなく、近隣トラブル、職場関係、金銭トラブルなどを背景に発生することがあります。
「偶然を装って何度も現れる」「通勤経路で待ち伏せされる」「自宅周辺をうろつかれる」といったケースでは、行為の反復性を示す記録が重要です。
- どのようなケースか:自宅、駅、勤務先付近での反復的な出没
- 探偵ができる調査:出没日時の確認、周辺状況の撮影、行動パターンの整理
- 証拠として有効な資料:複数日の写真・動画、時系列表、目撃情報
嫌がらせ被害
嫌がらせ被害には、無言電話、郵便物の投函、騒音、落書き、ゴミの投棄、車両への傷、SNSでの嫌がらせなど、さまざまな形があります。
こうした被害は、単発では証明が難しいことも多く、継続的な記録が重要です。
- どのようなケースか:近隣住民、知人、元交際相手、職場関係者などからの嫌がらせ
- 探偵ができる調査:現場確認、張り込み、防犯カメラ映像の整理補助
- 証拠として有効な資料:被害箇所の写真、動画、録音、被害日誌
詐欺被害
詐欺被害では、相手の説明、送金履歴、契約書、メッセージ履歴、口座情報、面談記録などを整理する必要があります。
探偵は、相手の所在確認や行動確認、公開情報の調査などを通じて、被害実態の把握をサポートできる場合があります。
- どのようなケースか:投資詐欺、副業詐欺、交際詐欺、事業資金名目の金銭被害
- 探偵ができる調査:相手方の所在確認、公開情報調査、関係資料の整理
- 証拠として有効な資料:送金記録、契約書、LINE履歴、メール、録音
横領・業務上横領
会社や団体において、従業員や役員による横領、着服、不正な経費精算、売上金の持ち出しなどが疑われることがあります。
このようなケースでは、感情的に問い詰める前に、客観的な資料を整理することが重要です。
- どのようなケースか:売上金の不一致、在庫の消失、経費の不正使用、私的流用
- 探偵ができる調査:行動確認、外部接触の確認、資料整理の補助
- 証拠として有効な資料:帳簿、領収書、入出金記録、防犯カメラ映像、勤務記録
窃盗被害
店舗、事務所、倉庫、家庭内での窃盗被害では、犯人の特定だけでなく、被害日時、被害品、管理状況、出入りした人物を整理する必要があります。
防犯カメラや出入り記録がある場合には、それらの確認が重要になります。
- どのようなケースか:店舗内の金品盗難、事務所内の備品紛失、家庭内の金銭被害
- 探偵ができる調査:現場状況確認、関係者の行動確認、周辺情報の収集
- 証拠として有効な資料:防犯カメラ映像、入退室記録、写真、被害品リスト
器物損壊
車に傷をつけられた、郵便受けを壊された、外壁に落書きされた、庭や敷地内の物を壊されたといった器物損壊の相談もあります。
器物損壊では、被害前後の状態を比較できる資料や、加害行為が映った映像が重要です。
- どのようなケースか:車両、外壁、看板、郵便受け、防犯設備などへの破損行為
- 探偵ができる調査:被害発生時間帯の確認、張り込み、周辺カメラの確認補助
- 証拠として有効な資料:破損箇所の写真、修理見積書、防犯カメラ映像
ネット上の嫌がらせ
SNS、掲示板、口コミサイト、Googleビジネスプロフィールなどで、誹謗中傷や虚偽投稿が行われるケースもあります。
ネット上の証拠は削除される可能性があるため、早期に画面保存、URL、投稿日時、投稿者情報などを記録することが大切です。
- どのようなケースか:SNSでの誹謗中傷、口コミ荒らし、なりすまし、脅迫的投稿
- 探偵ができる調査:公開情報の確認、投稿内容の整理、関連アカウントの調査
- 証拠として有効な資料:スクリーンショット、URL、投稿日時、アカウント情報
刑事事件で重要になる証拠とは
刑事事件では、「被害を受けた」という主張だけではなく、いつ、どこで、誰が、何をしたのかを説明できる証拠が重要になります。
証拠が整理されているほど、警察や専門家に相談する際に状況を伝えやすくなります。
写真
写真は、被害状況を視覚的に示す基本的な証拠です。
車両の傷、落書き、破損箇所、投函物、現場の状況などは、発見直後に撮影しておくことが重要です。
可能であれば、全体写真、近接写真、日時がわかる記録を残しておくとよいでしょう。
動画
動画は、行為の流れや継続性を示すうえで有効です。
つきまとい、待ち伏せ、騒音、器物損壊、敷地内への侵入などは、動画によって状況を説明しやすくなります。
ただし、撮影方法が違法にならないよう、私有地への侵入や過度なプライバシー侵害には注意が必要です。
録音
脅迫、暴言、強要、嫌がらせ電話などでは、録音が重要な資料になることがあります。
ただし、録音の方法や利用場面によっては慎重な判断が必要です。
相手との会話を記録する場合でも、編集せず、日時や会話の前後関係がわかる形で保存することが望ましいです。
SNS記録
LINE、Instagram、X、Facebook、メール、SMSなどの記録は、刑事事件や民事トラブルの双方で重要な資料になります。
削除される前に、スクリーンショットだけでなく、投稿日時、アカウント名、URL、やり取りの前後関係も保存しておきましょう。
防犯カメラ映像
防犯カメラ映像は、加害行為や対象者の出入りを確認するうえで有力な資料になることがあります。
ただし、保存期間が短い場合も多いため、被害発生後は早めに確認することが大切です。
第三者証言
近隣住民、職場関係者、同席者、目撃者などの証言も、被害状況を補強する資料になります。
もっとも、第三者に無理に証言を求めたり、相手方とトラブルになるような聞き込みを行ったりすることは避けるべきです。
証拠は「量」だけでなく「整理の仕方」も重要です。
写真、動画、録音、SNS記録、防犯カメラ映像、第三者証言を時系列で整理することで、警察相談、被害届、告訴状作成、内容証明作成の際に活用しやすくなります。
警察がすぐ動いてくれない場合はどうする?
刑事事件に関する相談では、「警察に相談したが、すぐには動いてもらえなかった」「証拠が足りないと言われた」「民事の問題ではないかと言われた」というケースがあります。
もちろん、生命や身体に危険がある場合、緊急性が高い場合、現に犯罪が発生している場合には、迷わず警察へ通報するべきです。
一方で、ストーカー、嫌がらせ、詐欺、横領、近隣トラブル、ネット上の誹謗中傷などは、被害の内容や証拠の有無によって、警察の対応が変わることがあります。
そのため、警察へ再相談する前に、被害内容を整理し、客観的な資料を準備しておくことが重要です。
民事と刑事の違い
民事とは、個人間・法人間の権利義務や損害賠償などに関する問題です。
一方、刑事とは、犯罪に該当する可能性がある行為について、国家が捜査・処罰を行う手続です。
たとえば、貸したお金を返してもらえないという問題は、原則として民事上の債権回収の問題です。
しかし、最初から返す意思がないのに虚偽の説明をして金銭を受け取った場合には、詐欺罪が問題となる可能性があります。
また、職場内で金銭の使途不明がある場合でも、単なる会計処理ミスなのか、横領や着服なのかによって、対応方法は異なります。
その判断には、契約書、帳簿、領収書、送金履歴、関係者の説明、行動記録などの資料整理が必要になります。
証拠を整理する重要性
警察へ相談する際には、「何となく怪しい」「相手が悪いと思う」という説明だけでは不十分な場合があります。
重要なのは、被害内容を具体的に説明できることです。
- いつ被害が発生したのか
- どこで発生したのか
- 誰が関与している可能性があるのか
- どのような行為があったのか
- 被害額や被害内容はどの程度か
- 写真、動画、録音、SNS記録などがあるか
- 同様の行為が何回繰り返されているか
探偵による調査では、これらの情報を時系列で整理し、必要に応じて写真・動画・行動記録を添付した調査報告書としてまとめることができます。
これにより、警察、弁護士、行政書士、その他の相談機関へ説明しやすくなります。
被害届
被害届とは、犯罪の被害に遭ったことを警察へ申告する書面です。
被害届を提出することで、警察に対して被害の事実を伝えることができます。
ただし、被害届を提出したからといって、必ず直ちに捜査が開始されるとは限りません。
被害届を検討する場合には、被害内容、被害日時、被害場所、加害者に関する情報、証拠資料をできる限り整理しておくことが重要です。
告訴状
告訴とは、犯罪の被害者などが、捜査機関に対して犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示です。
告訴状は、被害届よりも処罰意思を明確に示す書面であり、事実関係や証拠の整理が特に重要になります。
行政書士は、事実経過や証拠資料を整理し、告訴状を作成し警察署へ提出することができます。
ただし、行政書士は告訴代理人として相手方や捜査機関と交渉することはできません。
代理人として法的主張や交渉を行う必要がある場合には、弁護士への相談が必要です。
刑事告発
告発とは、被害者本人以外の第三者が、犯罪事実を捜査機関に申告し、処罰を求める手続です。
会社内の横領疑惑、団体内の不正、第三者が把握した犯罪行為などでは、告発が問題となることがあります。
告発を検討する場合にも、単なる疑いだけでなく、客観的な資料、関係者の説明、金銭の流れ、記録類を整理することが大切です。
| 区分 | 意味 | 主な提出者 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 被害届 | 犯罪被害に遭った事実を警察へ申告する書面 | 被害者 | 被害の発生を伝える手続。処罰意思までは必ずしも明確でない。 |
| 告訴 | 犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示 | 被害者など告訴権者 | 事実関係と証拠整理が重要。処罰意思を明確に示す。 |
| 告発 | 第三者が犯罪事実を申告し、処罰を求める手続 | 被害者以外の第三者 | 会社内不正や団体内不正などで問題になることがある。 |
被害届、告訴、告発のいずれを検討する場合でも、重要なのは「事実」と「証拠」を整理することです。
探偵による調査報告書や行政書士による書面整理は、警察相談や専門家相談の準備資料として役立つ場合があります。
警察相談前の証拠整理でお困りの方へ
被害届や告訴を検討している場合でも、まずは被害状況、証拠、時系列を整理することが大切です。
生駒法務探偵事務所では、探偵調査と行政書士業務を組み合わせ、事実確認から書面作成まで一体的にサポートします。
※緊急性が高い事件、生命・身体に危険がある場合は、直ちに警察へ通報してください。
探偵兼行政書士に依頼するメリット
刑事事件に関連するトラブルでは、単に証拠を集めるだけでは不十分な場合があります。
重要なのは、集めた証拠をどのように整理し、どのような書面や資料として活用するかです。
生駒法務探偵事務所では、探偵業と行政書士業務を組み合わせることで、調査、証拠整理、内容証明、誓約書、示談書、告訴準備資料の整理まで、段階に応じたサポートを行っています。
調査と書面作成を一括対応
一般的な探偵事務所では、調査報告書の作成までが主な業務となることが多いです。
しかし、刑事事件に関連するトラブルでは、調査後に内容証明郵便を送付したり、誓約書を作成したり、示談書を作成したりする場面があります。
探偵兼行政書士であれば、調査によって得られた事実を踏まえ、次の書面作成までスムーズに進めることができます。
これにより、依頼者が複数の窓口に同じ説明を繰り返す負担を軽減できます。
証拠整理のサポート
刑事事件では、証拠そのものだけでなく、証拠の整理方法も重要です。
写真、動画、録音、SNS記録、防犯カメラ映像、領収書、契約書、送金記録などがバラバラの状態では、被害内容を十分に説明できない場合があります。
行政書士業務として、時系列表、証拠一覧、被害状況の整理文書などを作成することで、警察相談、弁護士相談、裁判外での通知、示談交渉準備などに活用しやすい形へ整えることができます。
内容証明郵便の作成
嫌がらせ、つきまとい、接触禁止、迷惑行為、金銭トラブルなどでは、相手方に対して内容証明郵便を送付し、今後の接触禁止や迷惑行為の停止を求めることがあります。
内容証明郵便は、どのような内容の文書を、いつ、誰に送付したかを証明できる郵便です。
それ自体に強制力があるわけではありませんが、相手方に対して明確な意思表示を行い、後日の証拠として残す意味があります。
探偵による調査結果と内容証明郵便を組み合わせることで、単なる感情的な抗議ではなく、事実に基づいた通知を行いやすくなります。
告訴準備資料の整理
告訴を検討する場合には、犯罪事実、被害内容、証拠、関係者、被害額、経緯を整理する必要があります。
特に、詐欺、横領、ストーカー、脅迫、器物損壊、名誉毀損などでは、具体的な事実関係の整理が重要です。
行政書士は、依頼者から聴取した内容や提出資料をもとに、告訴状、事実経過書、証拠一覧などの作成をサポートできます。
行政書士は、弁護士のように紛争性のある事件について代理交渉を行ったり、告訴代理人として活動したりすることはできません。
法的判断、交渉、訴訟対応、刑事弁護、被害者代理人としての活動が必要な場合には、弁護士への相談が必要です。
示談書や誓約書の作成
刑事事件に関連するトラブルでは、相手方との間で再発防止の誓約書や示談書を作成することがあります。
たとえば、今後の接触禁止、SNS投稿の削除、再度の嫌がらせ禁止、損害金の支払、秘密保持などを文書化するケースです。
書面にしておくことで、口約束による曖昧さを避け、後日のトラブル防止につながります。
ただし、相手方との交渉が必要な場合や、法的紛争が顕在化している場合には、弁護士への相談が必要となることがあります。
生駒市の探偵兼行政書士ならではの強み
生駒市および周辺地域では、奈良県内だけでなく、大阪府、京都府との生活圏が重なる相談も少なくありません。
通勤、通学、勤務先、交際相手の居住地、トラブル発生場所が複数地域にまたがることもあります。
生駒法務探偵事務所では、地域事情を踏まえながら、証拠収集、調査報告書の作成、内容証明、誓約書、示談書、告訴準備資料の整理をサポートしています。
「警察へ相談する前に資料を整理したい」「相手に通知書を送りたい」「被害状況を客観的に残したい」という方は、早い段階でご相談ください。
尾行、張り込み、現場確認、行動記録、写真・動画撮影などを実施します。
時系列表、証拠一覧、被害状況の整理により、相談資料として使いやすくします。
内容証明、誓約書、示談書、告訴準備資料などの作成をサポートします。
刑事事件調査を依頼する前に整理しておきたいこと
探偵へ刑事事件に関連する調査を依頼する場合、事前に情報を整理しておくことで、調査計画を立てやすくなります。
すべての情報がそろっていなくても相談は可能ですが、分かる範囲でまとめておくことが大切です。
被害の時系列
まず、いつ、どのような被害が発生したのかを時系列で整理します。
ストーカーや嫌がらせのように継続性が問題になる場合には、1回ごとの出来事を記録しておくことが重要です。
- 最初に被害が発生した日
- 被害が継続している期間
- 被害が発生しやすい時間帯
- 被害が発生した場所
- 相手方と思われる人物の特徴
現在持っている証拠
すでに写真、動画、録音、LINE、メール、SNS投稿、契約書、領収書、送金記録、防犯カメラ映像などがある場合には、削除せずに保管してください。
証拠は、編集や加工をせず、可能な限り原本に近い状態で保存することが望ましいです。
相手方に関する情報
相手方の氏名、住所、勤務先、車両情報、SNSアカウント、電話番号、メールアドレスなどが分かる場合には、整理しておきます。
ただし、違法な方法で情報を取得することはできません。
希望する解決方法
調査の目的によって、必要な証拠や調査方法は異なります。
警察へ相談したいのか、内容証明を送りたいのか、相手に接触禁止を求めたいのか、示談書や誓約書を作成したいのかを整理しておくと、方針を決めやすくなります。
刑事事件に関連する調査では、目的を明確にすることが重要です。
「相手を困らせたい」という目的ではなく、「被害を止める」「証拠を整理する」「警察や専門家に相談するための資料を作る」という観点で進める必要があります。
実際によくある相談事例
刑事事件に関する相談は、テレビやニュースで報道されるような重大事件だけではありません。
日常生活の中で発生するストーカー被害、嫌がらせ、横領疑惑、SNS上の誹謗中傷なども、状況によっては刑事事件へ発展する可能性があります。
事例1 ストーカー被害
相談内容
生駒市在住の女性から、「元交際相手が自宅付近に何度も現れる」「勤務先付近で待ち伏せされている気がする」との相談がありました。
警察へ相談したものの、客観的な証拠が不足していました。
調査内容
- 自宅周辺の張り込み
- 対象者の出没状況確認
- 車両確認
- 写真・動画撮影
結果
同一人物が複数日にわたり自宅付近へ出没していることを確認し、日時入りの写真・動画を記録しました。
その後、証拠資料を整理したうえで警察へ再相談し、対応が進んだケースです。
事例2 元交際相手からの嫌がらせ
相談内容
別れた交際相手から大量のLINEやSNSメッセージが送られ、自宅への訪問も繰り返されているという相談でした。
調査内容
- SNS投稿の保存
- 連絡履歴の整理
- 訪問状況の記録
- 被害状況の時系列整理
結果
行政書士による内容証明郵便を作成し、接触禁止の意思表示を実施しました。
その後の連絡状況も継続的に記録し、再発防止につながった事例です。
事例3 勤務先での横領疑惑
相談内容
会社経営者から、「売上金が定期的に合わない」「特定従業員による不正が疑われる」との相談がありました。
調査内容
- 帳簿確認
- 行動確認
- 関係資料の整理
- 時系列分析
結果
不審な金銭の流れを整理し、会社側が弁護士へ相談するための基礎資料を作成しました。
事例4 SNS誹謗中傷
相談内容
個人事業主の方から、SNSや口コミサイトで継続的な誹謗中傷を受けているとの相談でした。
調査内容
- 投稿内容の保存
- URL記録
- 投稿日時の整理
- 被害状況の文書化
結果
削除前に証拠を保全し、弁護士への相談資料として整理しました。
刑事事件調査の流れ
刑事事件に関する調査は、闇雲に行うのではなく、目的に応じて段階的に進めることが重要です。
- STEP1 相談
現在の状況、被害内容、希望する解決方法を確認します。
- STEP2 ヒアリング
発生日時、関係者、証拠の有無などを詳しく確認します。
- STEP3 調査計画
張り込み、尾行、現地確認、資料整理など最適な調査方法を検討します。
- STEP4 調査実施
調査員による現地調査、撮影、行動確認などを行います。
- STEP5 報告書作成
写真、動画、時系列表を含めた調査報告書を作成します。
- STEP6 書面作成サポート
内容証明郵便、誓約書、示談書、告訴準備資料などの作成を支援します。
生駒市および周辺地域で刑事事件の調査をご検討の方へ
生駒法務探偵事務所では、生駒市を中心に奈良県および近隣地域からのご相談に対応しています。
生駒市・奈良市・大和郡山市・平群町・斑鳩町
木津川市・精華町
東大阪市・四條畷市・交野市
ストーカー調査、嫌がらせ調査、刑事事件の証拠収集、SNSトラブル、横領疑惑調査などについて、地域事情を踏まえたサポートを行っています。
よくある質問
探偵は逮捕できますか?
できません。逮捕権限は警察などの捜査機関にあります。探偵は証拠収集や事実確認を行う民間調査機関です。
探偵の調査結果は証拠になりますか?
写真、動画、録音、調査報告書などは、状況によって証拠資料として活用されることがあります。
警察へ提出できますか?
はい。調査報告書や写真、動画などを警察相談時の資料として活用できる場合があります。
告訴状は作れますか?
行政書士は告訴状の作成や事実経過や資料整理のサポートを行うことができます。
匿名相談できますか?
初回相談の段階では匿名でのご相談も可能な場合があります。
家族が逮捕された場合の調査は可能ですか?
状況によりますが、事実関係の整理や関係資料の収集についてご相談いただけます。
ストーカー被害の証拠収集は可能ですか?
はい。張り込み、出没確認、写真撮影など、法令に配慮した調査を実施します。
料金はいくらですか?
調査内容や期間によって異なります。まずは状況をお伺いし、お見積りをご案内いたします。
まとめ
刑事事件に関するトラブルでは、感情的な対応ではなく、客観的な証拠を収集し整理することが重要です。
ストーカー被害、嫌がらせ、詐欺、横領、窃盗、器物損壊、SNS誹謗中傷などでは、写真、動画、録音、防犯カメラ映像、SNS記録などが重要な資料となります。
また、警察へ相談する場合にも、被害内容や証拠を整理しておくことで、状況を正確に伝えやすくなります。
早期相談によって、証拠の散逸や被害の拡大を防げる場合があります。
「まだ相談する段階ではないかもしれない」と感じる場合でも、まずは現状を整理することが重要です。
生駒法務探偵事務所について
生駒法務探偵事務所では、探偵業と行政書士業務を組み合わせ、
- 証拠収集
- 刑事事件調査
- ストーカー調査
- 嫌がらせ調査
- 内容証明作成
- 誓約書作成
- 示談書作成
- 告訴準備資料整理
などをサポートしています。
「警察へ相談する前に証拠を整理したい」「被害状況を客観的にまとめたい」「内容証明を送りたい」という方はお気軽にご相談ください。


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