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COLUMN

交際相手の素行調査はどこまで可能か。目的別の方法・費用・注意点

2026.08.28

交際相手の素行調査はどこまで可能か。目的別の方法・費用・注意点

マッチングアプリや紹介で知り合った交際相手について、「既婚ではないか」「お金や仕事の話が本当か」「生活ぶりに不安がある」など、関係を進める前に確かめたい場面は珍しくありません。本記事では、交際相手を対象とする素行調査で分かること・分からないこと、本人でも安全にできる確認手順、違法やトラブルにつながる行為、探偵に依頼する際の流れと費用の考え方を整理します。生駒市周辺の事情にも触れながら、探偵としての実務と行政書士としての文書作成支援の視点を踏まえ、依頼を急がせず冷静に判断できる材料をお伝えします。

交際相手の素行調査で「できること」と「できないこと」

結論から言えば、適法な方法での素行調査は、交際相手の生活実態や交遊関係、勤務実態、日常の行動パターンなどの「事実」を記録・報告するものです。一方で、銀行口座や通信記録などの秘匿情報の取得、住居・端末への不正アクセス等は認められません。

調査で分かり得ること(目的例)

  • 特定の曜日・時間帯の行動傾向(誰と・どこで・どのように過ごしているかの観察記録)
  • 交友関係の一部の把握(同席者の属性や関係性の推定。ただし身元の断定は慎重に)
  • 勤務先・通勤経路の実在確認(出退勤の有無・勤務形態の傾向)
  • 賭博・反社会的勢力との関わりが疑われる場所への出入りの有無(客観的に観察できた範囲)
  • 同居・宿泊の実態(一定期間の観察に基づく事実の記録)

これらは「事実経過」を写真・動画・時系列で記録し、調査報告書として提示します。推測だけで断定することはできず、単発の出来事のみで結論づけないのが基本です。

調査でもできないこと・依頼できないこと

  • 銀行口座・クレジット履歴・携帯通話履歴等の取得
  • 住居や敷地、建物共用部以外への無断立ち入り、盗聴・盗撮
  • 他人のスマホやSNS・メール・クラウドへの無断ログイン、パスワード解析
  • 無断でのGPS機器の取り付け・所持品への発信機設置
  • なりすましや虚偽申告による情報照会(勤務先や官公庁への詐称連絡など)

これらは個人情報保護や通信の秘密、住居の平穏、電波法等に抵触し得ます。探偵も「探偵業法」により適法な手段が求められ、違法な依頼は受任できません。

自分で安全にできる確認と、やってはいけない行為

依頼の前に、本人でも安全・適法に確認できることはあります。ただし、境界線を踏み外すと違法やトラブルの原因になります。次の基準を参考にしてください。

今日からできる安全な確認・記録のコツ

  • 会った日時・場所・相手の言動を日付付きでメモ(カレンダーやメモアプリを活用)
  • 支払い・送金が絡む場合は、レシート・明細・振込記録を保存
  • 「結婚に向けて確認したい」と目的を明確にした上で、任意に開示してもらえる情報(本名の漢字、現住所の市区町名、勤務先の業種など)を相手の同意の範囲で確認
  • 公開範囲のSNSや求人・法人情報など、合法・公開情報の範囲での整合性チェック
  • 不安を感じた出来事は、日時・場所・内容を一行でも構わないので即時に記録(後の時系列整理に有用)

境界線を越えると違法やトラブルになるNG行為

  • 交際相手や関係者になりすまして情報を引き出す(なりすまし・詐称)
  • 端末・アカウントへの無断アクセス、位置情報の無断追跡、盗聴・盗撮
  • 自宅敷地・共同住宅の管理区域・勤務先の非公開エリア等への無断立ち入り
  • 勤務先・学校・親族へ一方的に問い合わせる、事実不明の噂を広める
  • 尾行の真似事や車両での過度な追走(事故・トラブルの原因)

身の危険や脅し、つきまといなど、緊急性がある場合は110番通報を。緊急でない相談は警察相談専用電話「#9110」も活用できます。迷ったら一度立ち止まり、第三者の専門家に相談しましょう。

探偵へ依頼する場合の流れと、当事務所の役割

探偵への依頼は「何を、いつまでに、なぜ確かめたいか」を具体化することから始まります。生駒法務探偵事務所では、探偵としての事実確認と、行政書士としての任意文書作成支援(内容証明や合意書等の作成支援)を別の役割として丁寧に区別し、必要に応じて弁護士や警察等との連携を案内します(代理交渉や法的判断は弁護士の領域です)。

  1. 目的整理と相談:結婚の可否判断、金銭トラブル回避、家族への紹介前の確認など、目的を明確化。調査で「事実が分かればどう判断するか」まで仮置きします。
  2. 事前情報の共有:顔写真、よく会う曜日・時間、利用交通機関、立ち寄り先など、あなたが正当に知り得た範囲の情報を整理。
  3. 計画と見積り:対象の行動時間帯や移動手段、土地勘(生駒の坂道・奈良市中心部の人流・王寺駅周辺の乗換事情など)を踏まえ、無理のない観察計画を設計。探偵業法に基づく重要事項の説明、契約書面の交付を受けます。
  4. 調査実施:張り込み・追尾・聞き取り等は適法・安全最優先。無理な追走や挑発的接触は行いません。
  5. 報告:時系列・画像を中心に、推測と事実を分けて記載した報告書をお渡しします。
  6. 調査後の対応:関係の解消通知や金銭返還の任意交渉に向けた内容証明の作成支援は行政書士の職務で対応可能です。法的請求・交渉・訴訟代理が必要な場合は弁護士をご案内します。

費用と期間の考え方——相場より「条件の組み合わせ」で見る

素行調査の費用は、対象の行動パターンと調査条件の組み合わせで大きく変わります。単純に「何日でいくら」とは言えず、次の要素で見積りが組み立てられます。

費用を左右する主な条件

  • 行動の予測性:予定が読みやすいほど効率的。約束のある日・時間帯に絞ると費用を抑えやすい。
  • 移動手段・地理:車移動中心(生駒~王寺方面の広域移動等)か、駅周辺の徒歩移動(奈良市中心部など)かで人員と機材が変動。
  • 対象の警戒度:人目を避ける行動・不規則な出入りが多いと難易度が上がる。
  • 時間帯:深夜・早朝・長時間の張り込みは人員交替や安全対策が必要。
  • 必要な成果物:写真・動画の質、報告の精度(時刻・位置情報整理)等の要求水準。

料金体系の見方と、見積り時のチェックリスト

時間制、パック制、成功報酬型などの表記は各社で異なります。名称よりも「含まれる作業と上限」「追加費用の条件」を確認しましょう。

  • 見積りに含まれる費用:人件費、車両費、交通費、機材費、報告書作成費の範囲
  • 追加費用が発生する条件:延長時の単価、深夜早朝割増、遠方対応、宿泊の要否
  • 中止・延期時の取扱い:天候・対象不出の際の費用按分、再実施の可否
  • 情報保護・守秘の体制:データ保管期間、削除方針、担当者の限定
  • 探偵業届出の有無と届出番号、担当責任者の氏名

「この条件なら何時間・何日が妥当か」を一緒に検討し、むやみに長期化しない計画を作ることが大切です。途中経過の共有ルール(連絡手段・頻度・判断ポイント)も事前に決めておくと安心です。

依頼前に準備しておくと調査の精度が上がる情報

準備が整っているほど、短期間で必要な事実に近づけます。無理に新情報を取りに行くのではなく、「あなたが正当に知り得た範囲」を整えることに意味があります。

  • 直近1~2か月の面会・通話・メッセージの履歴(日時・場所・話題の要点)
  • よく会う曜日・時間帯、ドタキャンが多い曜日、連絡が途切れがちな時間
  • 移動手段の傾向(自家用車・駅・路線・タクシー利用の有無)
  • よく行く施設(ショッピングモール、飲食店、スポーツジム、職場周辺など)の候補
  • 顔写真、体格や歩き方の特徴、衣服・カバン・スマホケース等の識別ポイント
  • 車両を見かけた場合のみ、無理のない範囲での色・形状・ナンバーの一部記憶(安全最優先・追走はしない)
  • 公開SNS・名刺・名乗った勤務先の業種など、公開情報の範囲での手掛かり

生駒市周辺での調査に特有のポイント

生駒市は坂道や住宅地が多く、車移動が中心になりやすい一方、奈良市中心部や王寺町方面への鉄道移動も一般的です。週末の商業施設や観光エリア(奈良市内)では人流が読みづらく、張り込み位置の確保に工夫が要ります。平群町・斑鳩町・三郷町の幹線道路は夜間交通量が減るため、車両追尾の安全性を優先して計画します。こうした地域事情を踏まえ、無理のない観察計画を立てることが、時間と費用のロスを抑える近道です。

ケース別の判断材料(想定例)

以下は実在の事例ではなく、よくある相談を踏まえた「想定例」です。あなたの状況にそのまま当てはめず、判断材料としてお読みください。

想定例1:婚活で知り合った相手が「週末は会えない」

既婚や別居の可能性を疑う前に、まずは「平日夜の行動傾向」「帰宅方向・交通手段の一貫性」を確認します。観察期間を複数日に分散し、同一住所への夜間帰宅が継続するか、特定の同伴者との出入りが反復しているかを時系列で記録します。結果次第で、結婚を前提とした交際継続の是非を検討します。

想定例2:投資や副業の勧誘を受け、お金を渡してしまった

勧誘の場・人物・金銭授受の事実関係を正確に整理します。違法性の判断や返還請求の交渉は弁護士の領域ですが、行政書士としては任意の返金要請や契約解除を求める内容証明の作成支援が可能です。相手の所在・勤務実態の確認調査と並行して、早めに弁護士や消費生活センター等への相談も検討しましょう。

想定例3:連絡が不安定で、勤務先の話が毎回変わる

通勤時間帯の行動実態や、名乗った業種・勤務地域と日常の移動の整合性を検証します。勤務先の断定や内部情報の取得ではなく、外形的事実(出退勤の有無や同じビルへの入退館の反復)を積み重ねるのが適法・現実的なアプローチです。

相談の目安と連携先の選び方

次のいずれかに当てはまる場合、専門家への相談を検討してください。

  • 不審な行動が複数回・一定期間繰り返され、関係の継続に重大な影響がある
  • 金銭の授受や婚約の有無など、後で紛争化し得る論点がある
  • 相手からの脅し・執拗な連絡・つきまとい等で不安や恐怖を感じる

犯罪被害や身の危険がある場合は、探偵相談より先に110番通報を。緊急でない悩みは#9110で警察に相談できます。金銭や法的請求が見込まれる場合は、弁護士への相談が適切です。なお、当事務所は探偵兼行政書士として、事実確認の調査と、依頼者の意思に基づく任意文書の作成支援を行いますが、相手方との代理交渉・法的判断・訴訟代理は行いません。

よくある質問(交際相手の素行調査)

Q. 調査は相手に知られませんか?

計画段階で接触リスクを下げ、対象の行動や地理に合った距離感を保つことで発覚リスクを抑えます。ただしリスクをゼロにはできず、警戒が極端に高い相手には調査方針の見直しをご提案する場合があります。

Q. 調査で「黒」か「白」か断定できますか?

素行調査は事実の記録であり、断定的評価は避けます。複数日の観察で行動の反復性を確認し、判断材料として提示します。単日の事象のみで結論を出さないのが基本です。

Q. どのくらいの期間を見ればよいですか?

対象の行動リズムに合わせます。約束のある日、連絡が途切れがちな時間帯など、見どころを事前に絞ると短期間で要点が把握しやすくなります。

当事務所にご相談いただく場合の進め方(任意)

「結婚前に相手の生活実態を把握したい」「交際を解消するにあたり、事実を確認しておきたい」などのご相談には、まず無料の方針相談で目的と優先順位を整理します。無理に契約を勧めることはありません。調査以外の解決が見込める場合は、その道筋をご提案します。行政書士の立場からは、関係解消の通知や合意の形成に向けた文書作成支援も行います(代理交渉は不可)。

まとめ

交際相手の素行調査は、違法な踏み込みを避けつつ、生活実態や行動の反復性を冷静に記録する作業です。自分でできる安全な確認から始め、無理を感じたら専門家へ。緊急時は110番、緊急でない悩みは#9110へ相談を。費用は条件の組み合わせで変わるため、目的と優先順位を明確にした計画作りが肝心です。

生駒法務探偵事務所は、生駒市を中心に奈良市・大和郡山市・平群町・斑鳩町・三郷町・王寺町など周辺地域で、探偵としての適法な事実確認と、行政書士としての任意文書作成支援を分けてご提供します。まずは状況整理だけのご相談でも構いません。あなたの判断材料づくりを丁寧にお手伝いします。

参考資料・参考サイト

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